肘の痛み

  • 2015.10.08 Thursday
  • 13:22
 六十代女性

 一ヶ月前雪片付けをしてから両肘が痛くなった。ものを握ると肘がジーンと痛い。夜間も痛みで目が覚めると言って来院されました。

 鍼灸をしてアイシングで冷やす治療で右肘はだいぶ良くなったものの左は治りきらず、治療開始十日目で左の肩かげに強い痛みが出てきました。座位でそこにも鍼をしたら次に来院した時には肩かげと左肘の痛みもグンと減っていました。

 そこで、背中を探ると肩甲骨上に強い圧痛を発見し、それに鍼をすると肘痛が楽になることが分かりました。その後は同じような治療をして一ヶ月間で八回治療して良くなりました。



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診断のポイントはコレ!

経過からすれば単純に使いすぎによる痛みなので、肘周囲の圧痛や筋緊張を目安に刺鍼し、炎症を治めるためのアイシングで基本的な治療は間違っていないのですが、結果として左肘の痛みが残り、背部痛を訴えたことから原因追及の目が背部に移り、棘下筋のトリガーポイントも絡んでいたことが分かった事例です。

上肢帯筋に出来たトリガーはいずれも上肢に痛みを放散する特徴があるので、除雪などの腕を使う作業による上肢の痛みは常にそうしたトリガーの影響を受けている可能性を考慮して診察する必要があります。

格言

上肢の痛みは上肢帯筋のトリガーをチェックすること

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