転倒による首肩の痛み

  • 2015.08.24 Monday
  • 21:35
40代女性  

 酒宴の後滑って転倒し右顔面を打った。翌日病院を受診したが診てもらえず開業医を受診したらレントゲンも撮らずに塗り薬を出された。打撲した顔面と右肩の後ろが痛いと言って治療に見えました。  

 右の眉の当たりを打ったらしく、右目全体に青あざになるとともに、右の頚と右肩甲骨部に強い圧痛が見られました。転んだ際に着こうとした右手が内側に滑って右肩から倒れ込んでいったようで、右肩の後ろが伸ばされて傷めていたようでした。  
 

 右眼窩周囲を散鍼(浅く刺してはすぐ抜く鍼を散らすように刺す方法)してからアイシングし、頚と右肩甲骨部の圧痛に鍼をしました。6日後の受診時には肩の痛みが半減し、顔面の打撲部痛も軽減して眼窩の内出血も薄くなっていました。その後2回治療して内出血も消え頚肩の痛みも取れて治療を終えました。                     
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診察のポイントはコレ!

 外傷の患者さんの診察で大切なことは、受傷した際の詳しい状況の聴取です。実際に身体を使ってシュミレーションをしながらなぜそこを傷めたのか?他に傷めているところはないかを洗い出します。これは外傷患者診察の鉄則です。

この方の場合顔面を打っているのに右肩の後ろが痛いという不可解な傷め方をしたのは、冬で路面が凍結していてつこうとした手が滑ったためでした。

治療のコツはここ

また、なぜか最初の病院で門前払いを食らい、次の開業医でも親身な対応をされていません。酒に酔って起こした怪我なので、本人にも後ろめたさがあり医師達のぞんざいな対応への不満を口にしずらい心理が働いているはずです。そうしたわだかまりを無くしておくことも大事な治療ポイントです。

基本に忠実な診察を行い「ちゃんと診ておいたからこれで大丈夫だよ」と言ってあげることで不満と不安が解消しわだかまりが無くなります。

格言

外傷患者の診察は受傷メカニズムの詳しい解明が鉄則

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