トリガーポイント治療で治った腕痛と指のしびれ

  • 2017.11.19 Sunday
  • 23:55

JUGEMテーマ:健康

 四十代女性

   二カ月前に車に追突された。当初は頚と腰が痛く、左手がしびれ、右手は振えていた。一カ月後、両手がしびれ、左のおしりが痛くて眠れなくなった。鍼灸整骨院では手に負えず整形に紹介された。処方された痛み止めは、四日ぐらいで口内が荒れて飲めなくなった。今は左人差し指がしびれて感覚が無く左腕も痛い。と言って来院されました。

 

   指先の感覚が無いとなると、神経の損傷部位を見つける必要が出てきます。整形外科的には頚の神経の出口が怪しいとなるのですが、この方の場合そこを押しても症状の悪化は見られませんでした。

 

   そこで事故の状況を詳しくお聞きして衝撃を受けた部位を割り出し、丁寧に所見を取ってみると、首と肩の筋肉に過敏な部位(トリガーポイント)が見つかりました。そこに鍼を打った直後からしびれが弱くなり、感覚が戻ってきました。二回治療したら左を下にして寝れるようになり、四回治療して痛みを忘れる日が出てきて、パソコン作業と車の運転も平気になりました。

 

   一ヶ月で八回治療して辛さは十分の一になり、十回の治療で良くなりました。

耳の上の痛み

  • 2015.05.28 Thursday
  • 18:23
JUGEMテーマ:健康


70代女性

 


  
 5日前から左耳の上がズキンズキンと痛む。10年前にも同じ症状で病院に入院して治したことがある。その時は頸椎症と診断された。今回は耳鼻科で診てもらったが異常なしと言われ、痛み止めをもらって飲んでいるが効きが弱いので、市販の痛み止めも追加して飲んでしのいでいるとのことでした。

 耳周囲を押して症状が再現出来るポイントを探したら、後頸部で数カ所見つかったので、そこに鍼をしました。翌日来院したときには時々痛みを感じるぐらいまで良くなっており、頚の圧痛点の数も減っていました。

 同じように治療して5日後来院したときには痛みは無くなっていました。3回の治療で終了としました。

極意講座↓
続きを読む >>

足首のねんざ?(骨膜のトリガーポイント)

  • 2013.09.23 Monday
  • 01:41

足首の痛み 60代女性
 

 18日前に転んで右足首をねんざした。病院で痛み止めと湿布をもらったが効果なく、歩くと外くるぶしが痛いとひどくびっこを引いて治療に見えました。157センチ68キロの体格で、足の細さが目立つ体型で、何かの拍子に右前方に身体が飛んで右足首が伸ばされたような傷め方をしたそうです。  

 足首を診ると一般的な捻挫で傷める外くるぶしの下にはほとんど圧痛がなく腫れも軽度で、くるぶしの上に圧痛と強い叩打痛がみられました。叩打痛が強い場合は骨にひびが入っている場合が多いので、病院でのレントゲン結果を聞いたところ折れてはいないと言われており、本人もまずは治療を試して欲しいと言うので、ねんざ(=靱帯損傷)ではなく腓骨の骨膜に発生したトリガーポイントによる痛みを想定して治療を試みました。加えてアイシングとテーピングも施して少々痛くてもびっこを引かないで歩くことをお願いしました。  

 二日後にいらしたときには刺すような痛みが無くなり歩きやすくなったそうで、同じ治療をしてさらに二日後にはあれだけ強かった叩打痛も圧痛も軽減していました。結局3回の治療で治ってしまいました。骨膜にもトリガーポイントができるとは聞いていましたが、今回この方がそれを確認する初めてのケースになりました。    

 転んで痛くなったから「捻挫」。レントゲンで折れてないから「痛み止めと湿布」。後は「そのうち治るよ」が典型的な整形外科医の対応です。でも、転んだ状況を詳しく聞き、患部を丁寧に診察すると足首の捻挫ではないことはすぐに分かります。「折れてないからいずれ治る。」として医療上の責任を果たしたと決め込むのは医師側の身勝手な理屈でしょう。患者さんにとっては何も解決しないまま時間だけが過ぎているのですから。
JUGEMテーマ:健康

脇腹の筋が絡む腰痛

  • 2013.08.25 Sunday
  • 08:55
トリガーポイントを勉強するようになってから腰痛の治療成績がグンと良くなりました。それは腰痛の原因が脇腹の筋肉群にあるケースを覚えたからです。以下に並べるような症例をわずか2ヶ月の間に次々と経験しました。

70代男性
 
 3日前の朝靴下を履こうとして腰が急に痛くなった。今年に入って3回目の腰痛だと言って来院されました。上体の前後屈で腰が痛くなり、その上の方にトリガーポイント(痛みの原因になる筋肉のコリ)が見つかったので、そこに鍼を打ってみたものの、さほどの効果は出ませんでした。  
 翌日には腰の痛みが右側に寄ってきた。右足を挙げるのがつらいと訴えが変わったので、お腹の深いところにある大腰筋をゆるめる手技を施したところ、少し楽になりました。3日後だいぶ動けるようになったが、時々ぎくっと痛みが横に走ると言うので脇腹を探ったら、左右両方に強い圧痛点がいくつも見つかり、そこに鍼を追加して打ったところ治療直後から腰が楽になりました。  
 さらに3日後には前後屈は楽になり、動作によってぴくっと痛みが走るぐらいになりました。その後3回同様の治療を行い、その都度腰の治療に加えて脇腹の圧痛点にも鍼をしたところ、次第に脇腹の圧痛点が減っていき、腰の痛みも楽になり治療を終えました。
 この治療経験がきっかけとなり、痛みが横に走る腰痛は、必ず脇腹の圧痛を探るようにしたところ、次々と同じような症例に遭遇しました。

80代女性
 
 いつもは肩こりの治療が多い方なのですが、この日は腰が痛いと来院されました。痛いところを指し示してもらったら、腰に一文字を書くように手を動かされたので、脇腹を触ると筋肉が硬くなって沢山の圧痛が見つかりました。腰と共にそこにも鍼をしたら、一回で腰が楽になりました。

70代女性

 荷物を持ってぎっくり腰になった。明後日には謡の発表会で出かけなければいけない。と治療に見えました。痛みが腰から腹まで響くとおっしゃるので、両脇腹を探ったところ、割と前の方まで筋肉が硬くなって強い圧痛が沢山見つかりました。腰と脇腹の圧痛点の鍼治療で痛みは少しずつ減っていき、2週間の間に7回治療して良くなり、最終的に脇腹の圧痛も無くなりました。

50代女性

 昨日雪をつついて腰が痛くなった。前屈するとギクッとくる。と言って治療に見えました。痛みを訴える腰仙部に鍼をして4回の治療でだいぶ良くはなったものの、今ひとつ抜けきらない感じが残っていたところで、花の植え替えをしたところまたピクッと来てしまいました。この時初めて脇腹を探ったら圧痛がいくつか見つかり、そこに打ったとたん腰の痛みが楽になり、足が軽くなったと驚かれました。

20代男性

 2〜3日前から左腰がモヤモヤする。太ももの後ろも重だるい。と言って治療に見えました。腰を後屈、右側屈、左回旋すると左腰に痛みを感じ、脇腹を探ると、左の腰方形筋が硬くなって、肋骨への付着部に圧痛が見られました。そこを狙って鍼を打ったところ、2回の治療で腰痛は良くなりました。パソコン画面が正面と左にあり、常に左に上体を向けて画面を見ていたことが左の腰方形筋に負荷をかけた原因だったようでした。

60代男性

 慢性腰痛で時々治療に見える方です。この日は横に腰が痛いとおっしゃるので、脇腹を探ったら、強い圧痛が複数見つかったので、埒欧砲靴胴と脇腹の圧痛点に置鍼(鍼を刺してしばらく置いておく方法)したところ、治療直後から痛みが楽になりました。 この方はとても過敏な人で、いつもは鍼を深くは刺せないのですが、この時は珍しく必要なところまで鍼を差し入れても痛がらず、客観的にも腰と脇腹の筋肉がゆるんだ感じがわかりました。

60代女性

 前日青森でぎっくり腰になり、窮屈な思いをしながら車に揺られて帰ってきた。と治療に見えました。 前屈すると左の腰と左の脇腹に痛みを訴えるのですが、左を上にして横寝になってもらうと腰が痛いとおっしゃるので、仕方なくまずはうつ伏せで腰の鍼を打ったのですが、緊張はゆるまなかったので、改めて左上の横寝になってもらい、脇腹の圧痛にも鍼を刺して5分ほど置鍼したら腰が軽くなってしまいました。

 お腹からくる腰痛があると聞いてはいたものの、腹直筋ばかりを見ていて、脇腹の筋肉に注目してきませんでした。こんなに大事な反応が出るエリアを何十年も見落としてきたのかと思うと、もったいないことをしたなーと思います。
JUGEMテーマ:健康

トリガーポイントによる膝痛

  • 2013.08.22 Thursday
  • 14:01
30代女性
 
 半月前から何となく左下肢が痛くなっていたが、最近左の膝に痛みを感じる。と言って治療に見えました。 診たところ膝関節には問題が無く、太ももに強い圧痛点(トリガーポイント)がいくつか見つかったので、その圧痛点に鍼を刺したところ一回で痛みが2〜3割に減り、2回治療して良くなってしまいました。


70代男性
 

 10日前から歩きすぎたせいか左膝の内側が痛く、ふくらはぎもつれると言って治療に見えました。 だいぶ太っている方なのですが、本人が痛いと指さすところには圧痛はなく、その少し上にあった圧痛に鍼をしたところ痛みが減りました。  

 びっこを引かず、普通に歩くように指示し、2回目の治療では膝の後ろにトリガーポイントを発見、それを治療して痛みは4割減りました。その後も3日おきに治療して2割ぐらいずつ痛みが減り、12日間で5回治療して良くなりました。

どちらもトリガーポイントの治療が功を奏した例でした。
JUGEMテーマ:健康

思わぬしびれの原因

  • 2012.09.11 Tuesday
  • 21:43
40代女性     

   元々腰椎のヘルニアがあって、時々左の腰下肢痛が出ては鍼灸治療で治めてきた方なのですが、今回は4日前に 15圓阿蕕い△襯ーラーボックスを運んでから腰全体が痛くなって治療に見えました。   

   臀部に多発していたトリガーポイント(痛みの原因になる圧痛点)に鍼をしたら、1回の治療でとても良くなったものの、それから2日後に古傷の左腰下肢痛としびれが出て一日中寝ていたとのことでした。  

   その後2回の鍼灸治療で左腰下肢痛は7〜8割改善し、痺れも和らぎ、さらに2回治療して腰臀部の痛みも取れ、左足小指側のしびれが残すだけになりほっとしたのもつかの間、今度は「日中立ち仕事で歩いていると夜になってから足底がしびれる。とくに小指側が強い」と訴え出しました。以前はしびれが切れた感じだったのが、最近は痛みも加わってきたとのこと。もしかしてヘルニアが悪化しているのだろうかと心配になり、詳しい検査を勧めるべきかと思った時、ふと見つけたのが靴下のすり切れでした。   

   左の靴下の外側が小指に沿ってすり切れているのです。「こんなところがすり切れるなんてめずらしいなー。足の外側に体重をかけるような癖があるのかもしれないなー」そう思ってご本人に内股で歩かないか尋ねたところ、このときは思い当たらないとの返事でした。  

   それから一週間後来院した患者さんが話してくれたのは、20年来健康サンダルを仕事場でも家でも愛用しており、その健康サンダルのベルトの外側が少し切れて足が外側にずっこけるような格好で履いている癖がある事に気がついたと言うものでした。 そこで、試しに健康サンダルを止めてもらったところ夕方の足の痛みとしびれは起こらなくなりました。 結局健康サンダルをずっこけたまま履いていた習慣が痛みとしびれの原因でした。 これって、MRIでは分からないだろうな。
JUGEMテーマ:健康

トリガーポイント鍼治療の効果

  • 2012.04.29 Sunday
  • 23:44
 一般の方にはなじみの薄い言葉ですが、トリガーポイント治療というのが今痛みの治療に関して大きな話題になっています。大分前から注目し勉強していたのですが最近より実際の臨床で利用しやすいやり方が発表されたことを受けて、導入に踏み切りました。ごく最近の治療例を紹介します。

肩関節痛    七十代女性
 
   約一年前から右肩の痛みで時々治療してきた患者さんで、車を運転中バイクと接触事故を起こし、その直後から右肩の痛みが強まり腕が全くあげられなくなったと翌日治療に見えました。  
   肩の外側に沢山トリガーポイントが見つかったので、細い鍼を確実に当てる打ち方をしたところ、その場で圧痛が激減し、残ったポイントに追加の鍼を打ってからアイスノンで冷やして治療を終えました。翌日には腕があがり始め、一週間で四回治療してほぼ痛みが無くなりました。  

背部痛     四十代男性
 
   1週間前から左の背中が痛い。右手で工具を持って窮屈な格好で作業をするせいではないかと思うと治療に見えました。この方は痛みに過敏で、ちょっとでも鍼が痛いと治療にならない人ですが、背中に現れたトリガーポイントに鍼を当てていく方法一発で痛みが無くなりました。

ぎっくり腰   三十代男性
 
   前日子供を抱き上げてぎっくり腰になり、痛み止めと腰のアイシングで、何とか動けるようになって来院した方の腰に現れたトリガーポイントに鍼をしたところ、翌日にはほとんど痛みが取れてしまいました。お薬もいらなかったそうです。

肩痛と歯痛   五十代女性
 
   二週間前から左の奥歯が痛くなり、同時に右の肩がチクチク痛むようになった。右の歯を治療中なので反対側で噛むようになったのが原因かもしれないと治療に見えました。  
   右の肩胛骨と肩上部などに沢山の過敏な点が見つかったので、すべてピンポイントで鍼を当てていき、歯の痛みには顔と腕のツボに電気を流したところ、歯の痛みも、肩の痛みも一回で良くなり、ついでに手足の冷えまで軽くなりました。  

   ここに紹介した方はみんな痛みに敏感で、鍼治療が苦手な人たちでしたが、鍼の打ち方を変えたところ、いずれも治療をあまり痛がらずに即効しました。

トリガーポイントによる肩の痛み

  • 2009.04.01 Wednesday
  • 23:29
40代男性

1年前スキーで飛ばされ、手を胸の前に構えた状態で胸を強打した。
その後背中が痛くなり、春頃から左肩が痛くなって、秋には肩の痛みが強くなった。

今は夜も少し痛む。痛み止めや湿布は一時的に効くが治らない。
重いものを持ったり、左手を使うと痛みが強くなる。と言う訴えでした。

肩はグルグルといくらでも回せて動きに制限はなく、肩関節には押して痛いところも見られませんでした。なのに、肩の後ろ側に痛みを訴えるので、
丁寧に背中を探っていくと、ちょうど打撲した胸の反対側に当たるところに強い圧痛を伴うしこりを見つけました。

これがトリガーポイントです。

そこを解すように鍼を打ったところ、効果は劇的でした。
2回治療して痛みは1割ぐらいに減り、4回の治療で1年苦しんだ痛みはすかり消えました。





トリガーポイントと膝痛

  • 2009.03.31 Tuesday
  • 01:12
膝痛
65歳女性

10日前から左膝の内側が痛くなった。健康のため週に2回ぐらい20分の散歩をしている以外特に思い当たることはない。と言って治療にみえました。

小柄でやせている方なので、体重が重くて膝が痛くなる訳もありません。膝の所見を取ってみてもさしたる異常は見つかりませんでした。2回ほど変形性膝関節症で使うツボに鍼をしてみたのですが、効果がありませんでした。

そこで、どこか離れたところから膝に痛みを飛ばしているポイントがあるかもしれないと思い、あちこち探ってみると、ひざから15僂阿蕕ぞ紊瞭盡圓縫灰螢灰蠅箸靴振い圧痛が見つかりました。

ちょっと押しただけでも身をよじるように痛く、そこを押し続けると膝の内側に痛みが走り、まさに患者さんが訴えていた痛みが再現できました。これはトリガーポイントと呼ばれる特殊なコリです。このトリガーポイントはできた場所から遠く離れたところに痛みを飛ばす特徴があります。

コリコリとしたしこりを取り囲むように鍼をしてその真ん中にお灸をすえてみましたが、効果はありませんでした。そこで、今度はしこりに鍼を当てて低周波を流したところ膝の痛みが取れました。5日後に見えたときにはあれだけ痛がった圧痛も消えていました。

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM