原因不明の慢性疼痛の解消法

  • 2012.04.25 Wednesday
  • 01:18

          隠れた原因をことごとくあぶり出し、
        これらの難問を一挙解決する仕事人がいます。

    


              そ れ は                     






           

             鍼を持った私です





        

            
 
 

 実はこれまで長年ここで紹介してきた数々の症例の大半は検査に引っかからない慢性疼痛だったのです。約三十年間そうした問題を解決し続けた結果が今の私の臨床技術になっています。    

 姿勢の悪さが原因で痛みが取れなかった人には姿勢の問題を解決することで痛みを取り、腰や頚に負担の少ない姿勢をお教えします。          
 
 また、痛いところを刺激しすぎて悪化させている人は待合室に入ってきた時点で見抜き指摘し痛みを取ります。脳の興奮の程度は身体に表れる様々な反応で詳細に分析し鍼灸治療で沈静化します。   
 
 心理的な問題も問診を始める前に見当がついてしまうので、問診自体が心理的な治療になっています。治療を始める前にすでに気持ちを軽くしてしまいます。トリガーポイントが隠れていれば速やかに見つけ出し的確に鍼を打つ事で痛みの震源地を解消します。          
 
 さらにご本人が気付かない日常生活の癖を見抜き、それを指摘して痛みの元を絶ちます。脳に焼き付けられた痛みもわずかな鍼刺激で消します。  
          
 

 人の心は身体に様々な形で影響を及ぼし、病気や愁訴の原因となります。また、環境、情報、経験、周囲の対応などが心に与える影響は大きく、心が生み出す身体の問題を解決するには、こうした事柄にまで踏み込んで解決する必要があります。

 とくに、身体の不調に関して医師が関わる頻度は高く、日本社会において医師と患者の力関係の圧倒的な差は多くの医原病(医者の言動が原因で起こる病気)を生み出しています。

 私は、病医院から鍼灸院に逃げ込んでくる患者さん達の心と身体の問題を解決しながら、鍼灸によって身体を正常な状態に導く事を得意としています。  

 とくにここ最近の脳科学の発達により、これまで気のせいとして片付けられてきた心身相関のメカニズムが明らかになり、私が経験的に編み出してきた患者対応のノウハウが理にかなっていると証明されつつあることに勇気づけられています。

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原因不明の慢性疼痛のメカニズム2

  • 2012.04.17 Tuesday
  • 01:58
ストレスが解消しないので気分も姿勢も変わらない時は? 

そんなときは良い解決策があります。


認知行動療法です。


最近医学界でも話題になっている心理療法で、やり方は簡単で即効性が高い方法です。

 人にとってストレスは、生きていく能力を高めるのに重要な役目をしています。しかし、これが過度に加わって処理できなくなると心を蝕み、心理状態に影響し悪い姿勢を引き起こします。これに不安が加わると、脳は苦痛に過敏になり原因不明の痛みや体調不良を引き起こすことになります。           

しかし不安やストレスはとらえ方によって軽減することが可能です。安定剤を飲むほどではない日常のストレスや不安を和らげる上手い方法は改めてご紹介します。

他にもあった慢性疼痛の原因! 無意識で悪さをする厄介者              

 話を元に戻し、姿勢は良くても、一部の筋肉だけを無意識で緊張させて慢性的な痛みやしびれに悩まされている人も多いものです。人によって様々なパターンがあります。ある人は頚を決まった方にかしげる癖があったり、片足をぴんと伸ばしたままでいる人もいます。こういう人は仰向けにして膝の下に枕を入れると、かかとがベッドから浮いたままになり力を抜いてかかとをおろすことができません。

 腕を緊張させる人も多く、力を抜かせておいてその人の腕を持ち上げ手を離すと、下に落下せずに腕がそのままの位置にとどまっている人もいます。いくら力を抜いたつもりでやっても結果は同じです。肘の痛みを訴える人で、常に肘を伸ばして突っ張らせている人がいます。以前紹介しましたが、バネ指や腱鞘炎の人で治りが悪い人は、いつも無意識で痛い指に力を入れている人です。

 決まった側の肩こりを訴える人をうつぶせに寝かせてみると、こっている方の肩に力が入っているのが観察されます。私の手で肩を下げてもまたすぐに肩が上がってくるのですが本人は無意識です。このように、人は脳を興奮させると無意識に身体のどこかに力を入れて筋肉を緊張させる癖を持っています。これが慢性の痛みやしびれの原因になることも多いのです。

姿を見せず遠くに痛みを飛ばすやっかいなコリ

 こうした癖で四六時中緊張を強いられている筋肉には、痛みを誘発するトリガーポイントと呼ばれる特殊なコリを形成しやすくなります。これも検査では分からない慢性疼痛原因の一つです。

 トリガーポイントは不思議なことに遠くに痛みを飛ばすという特徴があります。たとえば後頭部の下にある筋肉が凝ってトリガーポイントができると痛みは目の奥に飛びます。さらにおしりの筋肉が凝ってトリガーポイントができると下肢の後側に痛みが広がります。これらの痛みは痛いと感じるところを治療しても効果はありません。元になるトリガーポイントを探し出してそこに治療を加えなければ効かないのです。  

 こうしたやっかいなコリを作り出す癖は脳が緊張したときにだけ起こる反射なので、意識に上ることはまず無く、発見しづらい原因です。症状と所見から推察して治療者が指摘してあげることで癖の存在に気がつくものです。癖に気がついたら、その都度仕草を止めるようにするだけ症状がグンと減り、治療効果も持続します。

苦痛を和らげる行為が一転悪者に。その黒幕とは?

 このほかにもまだまだ慢性痛の原因になっている黒幕がいます。人は痛み、しびれ、コリなど身体に異常を感じるとその場所を手で触って悪いところを探ろうとします。さらに揉んだりさすったりしてそれを紛らわそうともします。加えてその場所をストレッチして心地よい刺激を与えようとします。これらは無意識で人間がする苦痛の回避行動です

 実際こうした行為は神経や筋肉の様々なメカニズムによって一時的に苦痛を和らげる効果を持っています。しかし、ここにストレスという精神的な問題が加わると、話は一変してしまうのです。

 精神的ストレスは脳を過敏にして苦痛部位を刺激する行為を過度に繰り返させるようになります。その結果、組織に炎症を起こして症状をこじらせてしまいます。こうした人は来院した際にしきりに気になる部分をいじっているものです。その仕草だけで痛みの犯人が分かります。刺激を止めさせて治療すればあっさり治ってしまいます。

                    しかしこれが遅れると
 今度は痛みが脳に記憶されてしまい、傷が治っても痛みは残ることになります。これも検査に引っかからない慢性疼痛の原因です。

 このようにストレスは人の脳に影響して姿勢を崩し、様々な苦痛を生じ、脳を過敏にして刺激させて症状を悪化させ、しまいに痛みを脳に焼き付けて検査に引っかからない慢性疼痛を作り出します。誠にやっかいなものです。

原因不明の慢性疼痛が起こるメカニズム

  • 2012.04.14 Saturday
  • 21:25
今回は最近次々と分かってきた原因不明の慢性疼痛が起こるメカニズムについてご紹介します。さらにこうしたメカニズムに鍼灸治療が決定的な役割を果たす理由も詳しく解説します。「ためしてガッテン」からの引用が多いため文体もそれに似せて書いてみました。

検査では見つからず、治療の効果を消して、いつの間に手術を必要とするような事態を招くやっかいな習慣があります
 
 原因不明の慢性頚痛、肩こり、腰痛で苦しむ人は数知れず、何件もの病院をはしごしても原因は見つかりません。しかもその多くは治療で一時的に良くなってもすぐにまた症状が戻ります。さらに長い年月を経て最終的には手術を必要とするような問題にも発展するという困った習慣があります。

それは姿勢です。正しい姿勢とよく言いますが、何が正しいのでしょうか?軍隊式の気を付けの姿勢が正しいとすれば、何とも窮屈で、とても習慣化できるとは思えません。
 そこで今回は姿勢による身体のトラブルのメカニズムや、良い姿勢を習慣づけるコツを徹底解説します。

黙って座ればぴたりと当たる



 患者さんが待合室の椅子に腰掛けてる様子で腰痛や肩こり、手のしびれなどの原因がすぐに分かります。患者さん自身がその姿勢や仕草で原因を見せてくれるからです。 
 筋力不足で慢性の腰痛を訴える人は足を投げ出して椅子に浅く腰掛け背もたれに寄りかかる癖を持っています。もしくは足を組み片腕を背もたれにかけて斜めに座る人もいます。肩こり頭痛を訴える人は背中を丸くして目線を下に向けて座り、頚の痛みを訴える人は背中を丸めて顎を挙げた姿勢を取ります。片方の頚や腕の痛みしびれを訴える人は頚を少しかしげているものです。こうした姿勢は本人にとっては楽な姿勢なのですが、実は慢性痛の原因になっていたのです。

姿勢を変えるだけでこんなに得する! 健康と開運の法則

 以前プロボーラー(ボーリングの選手)が肩が痛くて調子が出ないと来院したのですが、治療ベッドに腰掛けた姿勢が腰を丸くして肩を落とし顎があがっていたので、「そんな姿勢では肩の可動範囲が制限されて痛みが出るのは当然だし、負けて肩を落としたような姿勢では勝負に勝てないよ。まずは腰を伸ばして胸を張ってごらん。きっと戦績があがるから」と言って治療をしたところ、肩の痛みが楽になったばかりか、試合で入賞まで果たしました。では何故そんなことが起こるのでしょう?

心理と筋肉の緊張には一定のパターンがある 

人の心理状態と筋肉は一定のパターンで連動しています。たとえば、楽しいときにべそをかいたような表情をする人はいません。怒っているときにニコニコした表情をする人もいません。顔の表情筋は必ずそのときの心理状態と一致したパターンで動きます。それは姿勢も同じで、がっかりしている人が胸を張った姿勢は取りませんし、緊張している人は肩に力が入り身を強ばらせ、けしてリラックスした姿勢を取りません。

 つまり、表情や姿勢を見れば、その人の心理状態も透けて見えると言うことです。だから、良い姿勢を維持するにはその姿勢に見合った心理状態をイメージし続けるのが効果的です。それまで背中を丸くして肩を落としていた人に、背中を伸ばし胸を張り、目線をあげるように指導すると同時に、そのとき感じた気分をいつもイメージするように話します。そうすることで自然と良い姿勢が持続できるようになります。姿勢と心理は表裏一体でお互いに影響を与え合っています。どちらから変えてもコリや痛みが軽減し、気持ちも晴れやかになり運気も改善します。

運気というとちょっと医学的ではありませが、鍼灸は気の医学なのであしからず。
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なるほど!はり・灸講座 クイズの答えと解説

  • 2010.12.16 Thursday
  • 23:47

クイズの答えと解説です。講座では沢山のスライドを映写しながらビジュアルな講義になりましたが、ここでは解説に使った原稿のみを載せておきます。文字ばかりの面倒な話でうんざりでしょうが、中身はかなり濃いので、興味のある方はご覧下さい。


中医学は三大伝統医学(ギリシャ医学、インド医学、中国医学の一つで、 鍼灸は中国の戦国から   後漢時代にかけて成立し近世まで東アジア各国で発 展し、現在ではアジアはもとより欧米でも広く活用されています。答えは A中国

記録によると、西暦414年に允恭天皇(いんきょう)の治療に新羅から医者を呼んで治療させたとあり、553年に欽明天皇が百済から医博士などを呼んだとある。ので答えはA1600年前 
 正式な医療として定められたのは701年の大宝律令の中の医疾令においてで、職種として医(内科)鍼、按摩、呪禁(しゅこむ)薬園などが定められていました。

 その後は遣唐使遣隋使等を通じてその時々の中国医学を輸入してきたので当然鍼灸も湯液と共に伝えられているが、鍼灸は運用が難しく、その隆盛には波があり、鍼灸の治療に長けた医者が輩出した時だけその周辺で盛んになったようです。
 また、中国においても支配民族の変化に応じて医学の発展や衰退の波があり、日本もその波に影響を受けている。特に、モンゴル民族の元王朝が支配した時代は医学的衰退期と言われています。

 日本で鍼灸が盛んになったのは安土桃山時代で鍼灸の専門家が現れ、様々な流派をなしました。江戸時代に入ると将軍の治療に鍼灸が用いられて効果を上げたことを契機に幕府の後押しで鍼灸の振興が図られました。特に5代将軍綱吉の治療で功を挙げた杉山和一は綱吉の命で自分の私塾を鍼治学問所と改め杉山三部書を著して教科書とし、盲人の鍼灸師養成に尽力し、85才で亡くなるまでに奥医師の最高の僧官、権大僧都(ごんのだいそうづ) に任ぜられました。
 杉山没後もその門人(三島安一)によって学問所は諸州45カ所にまで増やされ、これが現在まで日本で盲人が鍼灸の担い手となってきた由縁です。
 よって答えはB江戸時代 

 第二次世界大戦後GHQの要請で鍼灸按摩師の法律が作られ国家資格となり、その養成所として盲学校の高等部の専攻科に理療科も設けられ、鍼灸の専門教育が行われています。(筑波技術大学は盲人のための唯一の鍼灸大学)一方盲人以外にも鍼灸を学ぶ専門学校が設けられ(全て私立)近年は大学も数校開校しています。
 一方中国でも中華人民共和国の成立後毛沢東の指導で伝統医学の復興が図られ、中医学と称する新たな理論体系が作られて大学教育が行われるようになり、西洋医学と東洋医学(現代医学と伝統医学)の二本立てで医療が行われています。

近代日本鍼灸の中興の祖とされている杉山検校(1610~1694)は、現在の三重県 津市、藤堂藩士杉山重政の嫡男で、幼くして伝染病により失明した和一は家督を 義弟に譲り17歳ごろ、江戸で開業する盲人鍼医・山瀬琢一に入門。しかし、22歳 ごろ、記憶力がわるく技術も向上しなかったため破門される。
 目の不自由な自分が生きるためには何かを成就大成させねばならぬと、芸能の神であり盲目の守護神でもある江の島弁財天の祠に詣で岩屋に篭もり断食修行を行なう。帰り道、石につまづき倒れた時に手にひろった松葉の入った管から、管鍼術の着想をえたと伝えられています。
 そして京都にのぼり入江流鍼術などの奥儀を学び再び江戸に出て開業し成功し、 時の将軍に取り立てられ、私塾として持っていた盲人の鍼灸養成所を世界初の視覚障害者教育施設とします。 和一が、江戸時代に盲人に鍼・按摩の教育をし、盲人の職業として鍼・按摩を定着させたことが、明治の盲学校設立後の職業教育に鍼・按摩が取り入れられた経緯へとつながりました。
 よって答えは A鍼管(鍼を刺すときに使う管)

艾(もぐさ)の原料はヨモギの葉の裏の綿毛です。答えはAヨモギ

 艾の 種類は不純物を取り除いた程度で等級が決まり、粗物は温灸用に、上質な物は直接灸用に使われます。お灸もお祓いの道具として使われ始めたのが最初と言われています。今から2000年ぐらい前の漢の時代に鍼灸最 古の医学書が編纂されており、それが日本にも伝わっています。
 
鍼灸の起源は古く、最初はへん石と呼ばれる石のかけらで、膿を出すなどしていたところから次第に石や骨を尖らせて刺激するようになったようで す。その後、鍼の材料は、骨、竹、鉄と変化し、私が鍼灸の道に入った頃は銀鍼が主流で、その他金鍼も使われていました。現在は使い捨ての鍼が 主流になり、材料は折れないステンレスが主になっています。よって答えはCステンレス
 
答えはA刺すときの痛みを無くし、鍼も細くできた。とC不器用な人でも 刺しやすくなったのどちらでもOKです。ちなみに鍼の太さは最も細い物で直径0.1个任后C躰与砲1/10ぐらいになります。このほかに皮内鍼、円 皮鍼、小児鍼なども発明されたり独自に工夫がなされ、軽い刺激で効果を 上げる日本鍼灸の特徴ができあがっていきました。

トップアスリートになるほど鍼灸を利用しています。ドーピングにひっかかる心配が無く、効果がすぐに現れ、疲労と痛みを取る事に優れているほかに、精神的な緊張を和らげ、試合前の体調不良を調整してくれるからです。答えはC全員

鍼灸は中国で発明され、韓国を経て日本に伝えられたので、韓国では韓医学として今も利用されています。答えはBチャングム(これはおちゃらけ問題です)

牛の例を挙げるのも何ですが、繁殖障害には鍼灸が活用されています。それは人間でも同じ事で、昔から、子宝の灸として不妊治療に利用されてきました。鍼灸は性別年齢を問わず治療する事が出来ます。答えはA生まれる前

 現在国内で行われる全国規模のスポーツ大会の多くに地元の鍼灸マッサージ団体がボランティアとして治療活動を行っています。この先鞭を付けたのが、誰あろう我が米沢按マッサージ師会です。べにばな国体で国体史上初の鍼灸マッサージの治療ボランティアを成功させ、そのノウハウを全国の師会に発信し今日のスポーツ鍼灸普及の礎を作りました。

 2008年6月にWHO(世界保健機関)が「鍼灸経穴国際標準」を発表。以後、韓国は国を挙げて韓国医学を世界の標準に据えようと動いており、最近のチャングムや韓国医学の父イジェマ(BSで放映中)と言った韓国医学を題材にしたドラマが作られています。こうした動きは中国との摩擦を生んでいます。

 経穴の場所については日中韓で92個のその解釈に微妙な相違が存在した為、2003年からWHO経穴部位国際標準化公式会議が日中韓をはじめとした9カ国2組織が参加して開かれ、2006年に経穴の場所が統一されました。


鍼灸は医療としての優れた特性がいっぱいです

,曚楞寛覆謀呂辰楠灸が適応できる疾患が散らばっています。浅く広く対 応できます。また、軽症の疾患はもとより、西洋医学との併用により、難しい疾患の治療の補助にもつかえ、さらに、西洋学では手立てがない場合には、心理的なサポートの面を期待した利用の仕方まで出来、非常に使い 勝手の良い治療手段です。

⊆N鼎了妬によって効果の出せる病態が異なるので、診断がつかない場合でも、試行錯誤することが出来、しかもそれによる副作用の心配をあまり必要としません。

E応する病態に対してはその場で効果が現れます。

わ灸治療そのものに含まれる効果(脳内の快感物質を分泌させる)と鍼灸師の治療行為による心理的な効果で、言葉だけのカウンセリングでは得られない強い安心感と快感を与えることが出来、軽症の鬱や、不安などを身体の治療と同時に行えます。

イ灸は自宅ですえることも可能で、積極的に自分でも治療に参加できます。

β三里の施灸を継続することで、消化機能と免疫力が高まり、疾病の予防効果が 期待出来ます。(原志免太郎 福岡市中央区生まれ / 百歳で『新しい 灸学』を出版し 百四歳まで聴診器を持ち、「男性長寿日本一」として百八 歳で逝去す。)同時に同じツボで、消化不良、便秘、のぼせ、なども治療できます。

Ю祥琉絣悗亮N鼎鯔犬欧覆い里如∧四僂可能です。胃弱の患者の鎮痛剤。 手術後の愁訴リハビリの補助など

┐灸なら、極端な話、艾を自分でも作ることが出来る。鍼も、1本と消毒用 アルコールがあれば治療が出来るので、医療資源のないところでも十分に活躍できます。

 ところが現在はこうした鍼灸の良さを十分に発揮できていないのが現状です。肩凝り腰痛だけの利用では余りにももったいない気がします。鍼灸院はプライマリーケアの担い手として家庭医の役割とより専門性の高い分野での利用の2極化して発展活用されることが望ましいと考えます。

医師の治療を受けて急性の時期を過ぎた痛みや痺れで、医師から鍼灸治療に対する同意書を書いてもらえた場合に保険が利きます。ただし、医師の治療との併用は出来ません。答えはCうつ病
助成券は米沢市在住の68才以上の方ならどなたでも支給されます。高齢福祉課高齢者福祉係へお電話下さい。TEL:22−5111
 答えはB68歳以上

 このほかに交通事故にあったときの賠償保険からも支払ってもらえます

2010年現在、日本においてはり師・きゅう師を養成する大学は帝京平成大学、東京有明医療大学、浜松大学、関西医療大学、明治国際医療大学、鈴鹿医療科学大学、森ノ宮医療大学、九州看護福祉大学そして視覚障害者のみを受け入れる国立の筑波技術大学の9つです。答えはC9校

正確には、はり師、きゆう師、あん摩、指圧、マッサージ師という三つの免許に別れます。それぞれに別の国家資格になっています。さらに骨接ぎは柔道整復師というのが正式な名称です。答えはBない

答えはA筋肉の緊張とC痛みです。
暗えはF炎症とN免疫です
(この二つの答えは便宜的な私の見解です)

 1972年ニクソンが訪中した際に世界に紹介された鍼麻酔による手術がきっかけとなって、鍼の鎮痛メカニズムが科学的に解明され、以来、鍼灸治療はどんなものになぜ効くのかの研究が行われています。
 日本では1983年に初めて鍼灸大学が開学し、少しずつ鍼灸の臨床研究が蓄積されています。当初は鍼灸は効くのか?と言うテーマが多かったのですが、最近では何に効くのか?どのぐらい効くのか?なぜ効くのかと言った研究に進みつつあります。また、研究の質を吟味する作業も進んでいます。
(社)全日本鍼灸学会が鍼灸界を代表する学会です。


鍼の治療効果としてしばしば言及されるのが「鎮痛」と「局所循環の改善」 です。「鎮痛」については-エンドルフィンという物質が脳内で産生され、 鎮痛が起こることが示されています。また、刺鍼により、ポリモーダル受容器という神経受容器が反応し、軸索反射が起こり、局所循環が改善されるという機序が明らかにされています。
 実は鍼灸治療にもっとも強い影響を与えるのが患者さんの脳の状態です。これは 精神状態も含まれます。特に不安と緊張が強いと狙った効果が引き出せないばかりか、逆に悪化させる場合もあります。そのため、治療をする前の不安解消や緊張緩和の作業が効果を左右します。答えはA脳と精神の状態(まだ定説ではありませんが、私の臨床経験に基づく見解です)


 

なるほど!はり・灸講座

  • 2010.12.11 Saturday
  • 00:47
JUGEMテーマ:健康              

 おしょうしなカレッジ 

なるほど!はり・灸講座

無事に「なるほど!はり・灸講座」を終了しました。受講者は13名でした。
毎回2時間ほとんど休み無しで話や実技をしたのですが、終了時のアンケートでは、もっと時間と回数を増やして欲しいと言う回答が多く寄せられました。講師としては嬉しい限りですが、話し好きの私としてもこのぐらいが限界のようです。

講座に興味を持たれながら参加できなかった方のために、その内容をかいつまんで紹介します。内容はあちこちのサイトを参考にしながら私独自の見解も加えていますので、参考程度に止めて下さい。

第1回
   
なるほど!!はり、灸講座  入門編

            クイズで学ぶ鍼灸の基本中のきほん

¥灸発祥の地は何処でしょう? 
             A印度 Bチベット C中国 

日本に鍼灸が伝えられたのはどのぐらい前でしょう。 
              A 1600年前 B 1000年前 C 500年前 

F本では盲人も鍼灸師になれますが、いつの頃から盲人に
  対する鍼灸教育が始まっていたでしょうか?
             A奈良時代 B江戸時代 C大正時代

た山和一が使った道具とは何でしょうか?
             A鍼管(鍼を刺すときに使う管)
             B灸頭鍼(鍼の頭に艾を巻き付けて燃す鍼法)
             C皮内鍼(ミリ単位の鍼を皮膚に貼り付ける置き鍼)

ョ茵覆發阿機砲慮粁舛麓,里匹譴任靴腓Α 
             Aヨモギ Bうこぎ C除虫菊

Ω什熄の素材の主流は次のどれでしょう。
             A鉄 B金 Cステンレス

э管を使うことで日本の針はどう変化したでしょうか?
             A刺すときの痛みを無くし、鍼も細く出来た。
             B鍼と指圧が合体した。
             C不器用な人でも刺しやすくなった。

鍼灸を治療やコンディショニングに利用していたスポーツ
 選手はこの中の何人でしょう。
             有森裕子、松岡修造、小錦、斉藤佑樹、橋本聖子
              A 1人 B 3人 C 全員

次の韓国人の中で鍼を使える人は誰でしょう。 
               Aペヨンジュン Bチャングム Cキムヨナ


鍼灸はどの時期から治療の対象にするでしょう。      
             A生まれる前 B乳児 C小児 

この中で鍼灸の保険が認めらない疾患はどれでしょう。
 一つ選んで下さい。
             A腰痛 B五十肩 Cうつ病 D頸肩腕症候群 
             Eむち打ち F神経痛  

米沢市では年間一万円分の治療助成券が支給されます。
 その年齢は何歳からでしょうか? 
              A20歳 B68歳 C100歳

では、鍼灸師を養成する大学は何校あるでしょうか。 
             A 1校も無い B 5校  C 9校

鍼灸指圧師という名称の免許はあるでしょうか?無い でしょうか?                     
             Aある    Bない


ツボに鍼を刺したりお灸をすえると以下のような事柄に影響を与える事が出来ます。

A筋肉の緊張 B血流 C痛み D消化機能 E呼吸 F炎症 G痒み 
H精神 I睡眠 Jホルモン K生殖L排便排尿 M血圧 N免疫

ではこの中で鍼がお灸より得意なものはどれでしょうか。
 二つ選んで下さい       A C N 

圧佞砲灸が鍼より得意なものはどれでしょうか。
 二つ選んで下さい       A F N


前述したような影響を思い通りの方向に誘導するのに患者さんの以下のような事への配慮が必要です。
            A脳と精神の状態 Bその日の体調 C体質 
            D正確な病態把握 Eツボの選択と組み合わせ 
            F刺激の量と質 

韻海涼罎任發辰箸盒い影響を及ぼすのはどれでしょうか
           A B Cの中から一つ選んで下さい。

引っかけ問題やおちゃらけ問題も含まれていますが、参加者は皆さん真剣に取り組んでいました。最高は14問正解の人がひとり、12問正解が3人いましたので、優秀者には、ツボブックや、温灸を差し上げました。

答えは?数日後の更新時に簡単な解説と共にお教えします。しばし、解いてみて下さい。


鍼灸医学に関する基礎知識 6

  • 2006.06.17 Saturday
  • 22:52
提言
 米沢を住み良い地域にしてゆくうえで医療環境の整備充実は最も重要な課題であるにもかかわらず、議論は西洋医学のみに狭められがちである。しかし、法的に医療として位置づけられている東洋医学を議論からはずし続けるのはもう止めるべきである。これら東洋医学の実態を把握した上で問題点を洗い直し、市民に役に立つように改善していく視点が今後必要であると強く訴えたい。 

 また、市立病院がよきリーダーシップを取って米沢周辺の医療環境を改善するために、患者の権利を守る高い見識と倫理観に立って市民の信頼を獲得し、民間療法に人々が走るのを防ぐとともに、現代医療の弱点や不足している点を東洋医学で補うことができるような体制作りを模索する必要がある。

 そうしたことを実現するためにまずは新しいカリキュラムで教育されてくる鍼灸師を受け入れ、医療常識と鑑別能力を教育する体制を取っていただきたい。これは柔整師も同じである。

 今は人材が不足しており、現実味の薄い話に聞こえるかもしれないが、今からこうした準備をしていないといずれ医療の質において他の地域よりも大きく後れを取ることになると私は考えている。         おわり

鍼灸医学に関する基礎知識 5

  • 2006.06.16 Friday
  • 12:34
国内における地域間格差について 
日本国内を見渡すと鍼灸に対する認識や浸透度において地域間格差ははなはだしい。東北は鍼灸の後進地域に属するがその中でも山形県は遅れているほうで、米沢は県内でもさらに問題を抱えている。

人口に対する鍼灸師の数を大まかに比較すると以下のようになる。東北6県では福島1/2700 宮城1/3100 青森1/3200 秋田1/3200 山形1/3400 岩手1/4200 と山形は下から2番目である。山形は人口3400人に対し鍼灸師が1人の割合になる。

全国的に比較してみると、富山1/2800 長野1/2400 京都1/1300 大阪1/1200 福岡1/2000 愛知1/2300 愛媛1/2900 宮崎 1/1800 沖縄1/4600となる。

富山は戦前から保険を使えるようにしてきたところで、鍼灸の研究に長けた医師が輩出して教育も盛んなところである。長野は有名な鍼灸師が輩出したところでここも鍼灸師の教育が盛んなところである。京都は鍼灸が医療として扱われていたときの都であり、日本初の鍼灸大学が開学している。

大阪も鍼灸の歴史が古く、鍼灸学校も多い。福岡は施設費払いという方法で保険に代わる治療費の補助制度が手厚いところである。愛媛は県立病院内に東洋医学科が設置されており、お灸の普及と鍼灸師の教育に力を入れている。愛知は鍼灸に造詣の深い医師が輩出して地元大学の医学部からの支援も受けて組織が最もしっかりしたところである。沖縄は鍼灸の最後進県である。

 鍼灸が盛んな地域では東西両医学の連携もそれなりに行われており、保険による治療も大きな障害もなく行われている。山形県で一年間の保険取扱高が鍼灸マッサージを合わせて約5000万円なのに比べて富山で7億、愛知は20億円である。鍼灸師を教育する体制もおのずと大きな開きが出てくる。鍼灸が盛んな地域においては住民が受けられる医療の選択肢が広いことになる。

鍼灸がどれだけ役に立つか
 鍼灸は今風に言えばエコ治療である。はりと灸で刺激して起こる生体反応をうまく利用して正常な状態に引き戻す。ものによっては即効性があるが、基本的には効果のマイルドな治療法である。そのため、西洋薬のような無理が利かない。その分患者さんに生活上で症状を悪化させないような過ごし方をしっかり守らせることに重きを置く。これが養生である。

また、西洋医学とは違った視点から患者さんを見るので、検査で異常が出なくて原因が分からないとされる症状の中でも、東洋医学的には説明や解決がつく場合がある。

 さらに、生活上の癖から症状を起こしているような場合には、じっくり生活を検証していくことで症状の原因がつかめることも多い。これは無駄な検査を減らすことができ、医療費の節約にもつながる。

 鍼灸は一般に軽微な変調に対して即効性をあらわすので、鍼灸で治ればそれほど大きな問題ではなかったと片付けることができる。(一部の例外を除く)こうした特長を生かせば一次医療として活用できる。(鍼灸師に家庭医としての初期治療を担わせてもらえれば理想なのであるが、それは実現するまでの数多いハードルを越さねばならず、今はそうした理想論は控えることにする。)

 とにかく安全で効果の高い鍼灸治療が行われるようになると、医療の質が変わる。無駄な投薬が減り、人々が自分に備わった治癒力を上手に使って自然な形で健康を回復できるようになる。当然医療費も減ってくる。鍼灸は自然療法の中でもっとも効果的で有用な治療法である。

 鍼灸が効く症状は腰痛肩こりと思われがちだが、非常に広い範囲で効果を発揮する。WHOが鍼灸の効く病名リストを発表したが、自分の臨床を振り返ってみてもうなずける病名が並んでいる。問題は確実に効果を発揮するためのノウハウがまだ確立されておらず、治療効果は各治療者の経験に依存する点である。

さらに、こうした病気を扱う上での鍼灸師の基本的な医学知識のレベルがまだ低いことである。平たく言うと、様々な疾患に良く効くのだが、治療者による効果のばらつきがはなはだしいことと、鍼灸師の基礎的診断力が弱く、地域医療の担い手として活用するには扱いにくい点である。

しかし、重大な疾患さえしっかりと鑑別して除外されていれば、どんな形で鍼灸を利用しても益するところが大きい事を是非知っておいて戴きたい。理想としては、従来の西洋医学における1次から3次医療までの前にマッサージと鍼灸がプライマリーケアーとして位置づけられることが望ましい。
つづく

鍼灸医学に関する基礎知識 4

  • 2006.06.15 Thursday
  • 13:38
鍼灸を医業として扱おうとする動きが国の内外から起こってきた。

¥灸業界における視覚障害者の占める割合が激減し、日本独自の特殊事情が揺らいできた。
 
 医療が発達し視覚障害者の数が減ってきた。特に未熟児網膜症が克服されたことが大きく、盲学校の統廃合も進み、現在は全国に71校あるが、高等科を経て鍼灸師になる視覚障害者の数は減っている。さらに現在業についている視覚障害者の大半は高齢者で、あと10年もすると業界における視覚障害者の割合はぐんと減ることが予測されている。

 逆にこれまで視覚障害者の職域を守るために晴眼者の学ぶマッサージ学校の新設を制限する法律の影響で、事実上鍼灸学校も新設が制限されてきたが、これが解禁され晴眼者の鍼灸学校がここ数年で3倍に増加し62校になり、今後晴眼者の鍼灸師が激増することになる。(ただし今もマッサージの学校は新設を認められていない)
 鍼灸有資格者の晴盲の割合は平成10年の調査で77%対23%となっている。

鍼灸師の高学歴化が起こってきた。
 最近の鍼灸学校入学者の半数以上は大卒と言われている。また、1983年には日本で初めて4年生の鍼灸大学が設置され、1994年に大学院の博士課程も設置された。また、1988年、免許も都道府県知事から厚生大臣免許に格上げされ、現在では鍼灸大学が4校に増えている。

o灸の科学化が進んできた。
 1972年のニクソン訪中で針麻酔が世界中に紹介され、鍼灸の生体に対する影響の解明が盛んに行われ、脳内モルヒネの分泌や、刺激を伝える受容器の発見など基礎研究が進んできた。

 さらにWHOが1974年に伝統医学として鍼灸を採択、認知し多くの疾患に有効であると発表したのを始めとし、1997年アメリカの国立衛生研究所がいくつかの疾患に対する鍼灸の効果の科学的根拠をみとめ、研究の必要性を指摘し、研究費の大幅増額を行ったり、イギリスの統合医療基金が鍼灸の研究体制整備の指摘を行うなど西欧社会でも研究が進んできて、鍼灸が様々な疾患に効果がある科学的証拠が徐々に積み上げられてきている。

だこγ罎拍灸に関心を寄せる国が増えてきた。
 世界鍼灸学会連合会(WFAS)が 1987年北京で設立され第1回大会が開催された。その後世界各地で3年に1度開催され、またその間に欧米やアジアを中心とした国際シンポジウムも開催されている。1993年には京都において第3回世界大会が開催された。最近では約50カ国が参加している。 つづく

鍼灸医学に関する基礎知識 3

  • 2006.06.13 Tuesday
  • 22:05
△覆舎[Г鮓躄鬚靴銅らの地位を卑しめ続けてきたのか? 

まず、昭和26年に炭鉱不況に見舞われた常盤炭鉱で鉱夫が高周波治療器を使って鉱夫仲間を患者に開業し、医業類似行為違反で逮捕され、最高裁まで争って敗訴し有罪が確定した事件があった。

ところが当時の新聞は判決文を全く反対に解釈し尚且つ医業類似行為と鍼灸按摩は同じものと思い込んで、「鍼灸按摩などの医業類似行為は有害な場合だけ制限されると最高裁は判断した」と誤報してしまった。

これに対して抗議を申し入れられる者が当時の鍼灸業界人にいなかったようで、そうした誤解が世間のコンセンサスを得てしまい、今日に至っているという説がある。

 そうした誤解が世間のみならず鍼灸業界でもまかり通り、学校の法規の時間に教えられて今日に至っている理由は業界内部の事情と業界の現状によるところが大きいと私は考える。

 それは、鍼灸と按摩は相互に補完しあう療法として併用されるのが常なので、鍼灸と按摩はセットの療法という認識が業界にも社会にも出来上がっていた。また、GHQの要請で教育機関が整備されたものの鍼灸の科学的研究が進んでおらず、客観性のある教育ができず、鍼灸と按摩を分けて扱える状態にはなかった。

 戦前一般に広がっていた民間療法(医療類似行為)を戦後は全面禁止することにして、猶予期間を与え商売替えを促したが、それに応じなかったものに結果として按摩指圧マッサージ師の免許を与えて業界に組み入れてしまった。(つまりマッサージ師の多くは民間療法業者が含まれているのが実態となった。ただし、鍼灸師の免許に組み入れてはいない点に注意。)

 そして、「あはき法」第12条の文言を意図的に読み違えた。「何人も、第一条に掲げる者を除く外、医業類似行為を業としてはならない。」と読んで類似行為ができるのは第一条に掲げる「あはき師」だとしてしまった。本来は第一条に掲げる医業行為のほか類似行為はしてはならない。というのが正確な内容である。この第12条は医業類似行為の一掃を明言した条文であることは次の12条の2を読めば分かる。

 様々なタブーを冒して言うと、盲人が鍼灸業界に残るためには医業である事を法律どおりに受け入れるより、守られた民間療法(医業類似行為)であることを選んだとも言える。つまり、当時も今も盲人、聾亜者、精神障害者は医療従事者にはなれないとされているからだ。鍼灸按摩を医業と認めるといずれ医療従事者における相対的欠格事由の論議が巻き起こり、結果として盲人には不利なになることは盲人界の指導者たちは予測できていたと思われる。

また、鍼灸学校サイドでも医業と認めてみてもそれに見合う教育内容を準備できないのが現状だったので、実情(民間療法と大差はない状態)に合わせる解釈をしたのではないかと思う。

かいつまんで言えば、「あはき」界は民間療法の域を出ていないのが現状だったので、いくら占領下の日本政府が法的に医業だと取り繕ってくれてもそのチャンスに乗り切れなかったのが本当のところだろう。しかし最近は事情が違ってきたのである。 つづく

鍼灸医学に関する基礎知識 2

  • 2006.06.12 Monday
  • 21:34
鍼灸は医業か?
まずは、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律を見てください。

第一条 医師以外の者で、あん摩、マツサージ若しくは指圧、はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マツサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆう師免許(以下免許という。)を受けなければならない。

 これは本来医師が行うべき医業行為の一部を限定的に鍼灸師に認めることを意味した条文で、鍼灸(按摩)が医業行為である根拠となる。針という金属を人体に刺入したり、皮膚を焼いて病気を治そうとす外科的治療行為を行う免許なので、かなり高度な医療教育を必要とすることは常識で考えても理解できると思う。

(この条文は鍼灸と按摩指圧マッサージといった揉み療治が一体のものであるという社会的認識を作ってしまっている元にもなっている点と、鍼灸を全く習うことの無い医師が無条件で鍼灸を行える前提にもなるという二点で問題がある。)

しかし現実はどうか?
 ,△呂は医業類似行為として教育されてきた 

私は鍼灸学校の法規の時間に鍼灸は医業類似行為であると教わった。この医業類似行為とは何を意味するものかは「あはき法」(あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律)の第12条にある。
 
 第十二条 何人も、第一条に掲げるものを除く外、医業類似行為を業としてはならない。ただし、柔道整復を業とする場合については、柔道整復師法(昭和四十五年法律第十九号)の定めるところによる。

第十二条の二 この法律の公布の際引き続き三箇月以上第一条に掲げるもの以外の医業類似行為を業としていた者であつて、あん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法等の一部を改正する法律(昭和三十九年法律第百二十号。以下一部改正法律という。)による改正前の第十九条第一項の規定による届出をしていたものは、前条の規定にかかわらず、当該医業類似行為を業とすることができる。ただし、その者が第一条に規定する免許(柔道整復師の免許を含む。)を有する場合は、この限りでない。

 つまり医業類似行為とはもろもろの民間療法のことで、医師や「あはき師、柔整師」の行う医業行為とは別のものである事が明記されている。にもかかわらず驚くことにここ数年前までは鍼灸界の誰もが鍼灸按摩は民間療法(医業類似行為)であると信じ、学校でもそう教え続けてきたし、行政も「あはき」イコール医業類似行為という扱いに迎合してきた。ようやくその矛盾に気づき真相を知らしめる人物が出てきて今鍼灸界は意識改革の大転換期(呪縛を解く)を迎えている。              つづく

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